人より現場でのインシデントが多い看護師の場合

MENU

現場でのインシデントが人より多い

現場でのインシデントが人より多い

看護師が仕事を辞めたいと考えるときには、他の仕事同様に様々な理由があって辞めたいと考えているはずです。そしてどの仕事にも共通して多い辞めたい理由は「自分を責めているから」ということがあります。特に看護師はインシデントの多さについ自分を責めてしまい、仕事への自信を失うことやミスへの恐れなどから辞める決断をしてしまいがちです。このような理由である場合には解決策を知って辞める決断を改めてみましょう。

インシデントとは

インシデントは日本語で表現するのには少し難しい言葉です。直接的な和訳がありません。ニュアンスとしては、「事故発生のおそれがある事態」を表すイメージです。看護師の現場で言えば、「医療ミスが起こるかもしれない事態を作ってしまうこと」をインシデントと表現しています。特に新人の頃にはよくインシデントに気をつけてと言われます。

インシデント解決策

辞めたいと考えている理由がインシデントであるならば、インシデントをなくしてしまえばそれで辞めたいと考えるネガティブな感情が解決するはずです。インシデントの解決策を知って仕事をより楽しめるようになりましょう。
インシデントを減らしていくためには、インシデントに気づくことがとても大切です。インシデントに気づくということは、ひとつの事象から引き起こされる様々な医療ミスや事故の発生に気づけるということです。まずはインシデントへの気づきを大切にすることが大きなステップとなることを意識して仕事をしましょう。しかし、いくら気をつけていても起こってしまうことはしょうがありません。インシデントが起こった場合に大切なことは、理由と原因を突き詰めて考えること、そして今自分がなすべき対応を考えて事故発生を防ぐ対策を立てることです。
このようにミスから多くのことを学び、考えて業務に励む結果としてミスの少ない看護師へと成長していきます。「インシデントが多いから自分には看護師としての適性がない」と自分を責めて終わってしまえば、いつまでもその自分のままです。まずは成長をすることを考えてミスからよく学びましょう。必ず自信がつくほどミスが減っていきます。

ありがちなミス

最後に、起こりやすいインシデントを紹介します。インシデントに気づくためにご参考ください。まずは口頭でのやり取りです。そして単位の取り違い、患者さんの転倒や転落、点滴漏れです。最初のうちは初歩の段階ですがこれらをしっかりと意識しましょう。そしてこれらを防ぐために、口頭ではなくメモを取ること、情報を仲間と共有すること、患者さんの周辺環境に気を配ること。これを徹底することでインシデントは減るはずです。そして確認もしっかりと意識していきましょう。

こちらも一緒に読んでほしい!