看護師を辞める決断を簡単にしない

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簡単に看護師を辞めるのはもったいない!

簡単に看護師を辞めるのはもったいない!

看護師という仕事に就くまでの道のりを考えてみましょう。まずは、なぜ看護師を目指そうと思ったのか、という点からです。人の命に近いところで働きたかったから、直接的に人助けをしたいから、など人によって様々かと思いますが、看護師を目指す理由があったはずです。そして勉強をして、学校に通い資格を取得して、働きたい病院への就職活動を乗り越えて、現在看護師として働いているはずです。以上を考えた後に続きをお読みください。

看護師を辞めたい

実は「辞めたい」と考えたことのある看護師は全体の約75%だそうです。そして辞めたいと考える理由は夜勤の存在や、人間関係などがあります。夜勤では体力的にきつかったり、ストレスを溜め込んでしまったりします。人間関係では上司からのパワハラによって精神的に追い詰められたり、このような理由から辞めたいと考えたことのある看護師は多いのです。
もし現在、看護師という仕事を辞めたいと考えている方がいても、この数字から判断すれば多数派の考え方ということになります。仕事を辞めたいと考えていることでネガティブになることはありません。

看護師を辞めるデメリット

自分の現在置かれている環境から、看護師を辞めると決断をする前に知ってほしいことがあります。それは辞めるデメリットです。辞めた後に「やっぱり看護師として働きたい」と考え直すことが多々あるのでまずはデメリットを考えてみましょう。デメリットとしてあげられるのが、後に就いた他の仕事の年収が思っていた以上に低いという点と、看護師の仕事以外に触れていないので他の仕事を始めることが大変な点、そして、自分の希望に近い求人がなくて就職先が見つからないという点です。

年収が思っていたより低い

他の仕事の年収が低いという点に関してですが、実は看護師の平均年収が他の仕事に比べて高いので低いと感じてしまうのです。他の仕事の平均年収に比べて看護師の平均年収は100万円以上高いのです。

他の仕事を始めることが大変

スキルの面で言えば看護師という仕事はかなりの専門職です。しかし、その専門的なスキルを習得するためにかけた時間に他の人達はつぶしの効くスキルを習得していることが多いです。たとえばパソコンのスキルや電話応対のスキルなどは事務職から離れても応用が効きます。しかし看護師に関しては専門的なスキルゆえに他の仕事で応用することが難しいのです。よって他の仕事を始めることは難しいということです。

就職先が見つからない

他の仕事を始めることが大変な理由からもわかる通り、看護師は他の仕事に就く場合ほとんどが未経験の職種となります。同じ未経験であるならば、今後のポテンシャルに期待できる年齢の若い方を企業が優先するのは仕方ありません。転職するタイミングによってキャリアを積むことが難しくなることがあります。

看護師を辞めるのはもったいない

ここまで読み進めていただきましたが、お伝えしたいことは「辞めるのはもったいない」ということです。辞めたいと考えている方、多数派ですので安心してください。多くの人が経験した道の上にいます。辞めようと決断しているかた、看護師は給与が良くこれからスキルを積み重ねてキャリアアップの道があります。さらに、今まで歩んできた自分が看護師になるまでの道のりを考えると辞めるのはもったいないと感じませんか?

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